高齢者や子供の居場所を家族らに発信するシール型QRコード「おかえりQR」

【この記事はIT系ライター M氏 が書きました】

昭文社は2018年10月26日、IoT技術により、認知症などで帰宅が困難な高齢者や道に迷った子供の居場所を家族らに発信して帰宅を支援するシール型QRコード「おかえりQR」の販売を始めました。

日本郵便関東支社および明治学院大学の協力の下で商品化し、まずは埼玉県の川口市、蕨市、戸田市、さいたま市の99郵便局で販売すると発表しました。

なお本サービスは、地域の見守り拠点として地元からの厚い信頼の下、社会貢献に積極的に取り組んでいる日本郵便と、長年培ってきたデジタル地図サービスおよび位置・情報サービスに強みを持つ昭文社が、高齢化が進む社会背景の中、認知症等様々な病気で帰宅が困難になる方やそのご家族、介護者の方に「安心をご提供したい」という強い思いの下、社会福祉学の権威であり、地域で生活する高齢者の環境改善の研究に取り組んでおられる明治学院大学社会学部 岡本多喜子教授がアドバイザーとして参加し、郵便局、一般企業、学術機関が一体となって開発・販売する、大変意義深いサービスになります。

「おかえりQR」サービスの概要

「おかえりQR」は、ご自身の居場所がわからなくなった方が、無事にご家族の方の元へ辿り着けることを目的としたサービスです。
ご家族の方は事前に「おかえりQR」のシールを高齢者やお子様など、守りたい方の持ち物等に貼り、シールシートに記載のID番号とご自身のメールアドレスを登録しておきます。
もし対象の方が道迷い等に陥っても、発見した方がQRコードをスマートフォンで読み込んで簡単な入力を行うだけで、ご家族の方に現在の状況や発見場所の位置情報等をお知らせすることができます。
その際、発見者にご家族のメールアドレスは開示されず、発見者の方の個人情報も不要ですので、ご家族と発見者がともに安心してご利用いただけるサービスです。

Webサイトに表示した地図から最寄りの交番などを選択するか、GPS機能で位置情報を送ると、家族や介護者らに発見場所や状況などを簡単に通知できる。QRコードそのもので位置情報は送らない。発見者には家族らのメールアドレスを知られることはなく、発見者も個人情報を入力する必要はありません。

QRコードはシールになっており、郵便局でシート単位で販売しています。価格は3,240円になります。

介護者や保護者のメールアドレスを登録したQRコードを高齢者や子供の持ち物に貼付しておき、迷子になった時に周囲の人がスマホでコードを読み取ることで、匿名で場所などを連絡できるシステム。発見場所はGPSで自動入力される。介護者・保護者のメールアドレスは発見者には公開されず、通報の際は発見者の個人情報の入力も不要になっている。
今は販売地域が限定されていますが、今後の地域拡大に期待したい。

関連リンク

・昭文社ホームページ
http://www.mapple.co.jp/